麦茶について

夏の味、麦茶。お手軽な庶民の味の代表格です。

茶葉に妙なこだわりを見せたりする私ですが、麦茶は例外的にこだわりなくガンガン飲みます。緑茶や紅茶のところで色々薀蓄を並べたくせに、と思うかもしれませんが、でも麦茶は麦茶、緑茶は緑茶、紅茶は紅茶ですから!(あんまり言い訳になってないですね。)

さて、最もポピュラーな麦茶の飲み方は、大量に作っておいて冷蔵庫で冷やして飲む、ではないでしょうか。私もこのやり方で暑い夏を乗り切るタイプです。作っては冷やし、作っては冷やししますが、真夏ともなると一気になくなるのが不思議ですね。

冷やして飲むのが一般的な事と、麦茶=夏、というイメージがありますが、ではあったかい麦茶はどうでしょうか。飲んだ事、ありますか?私はありますよ。これが結構いけるので皆さん試して欲しいです。麦茶の香ばしさは冷たくても健在ですが、あったかい入れたての麦茶の香ばしさはまた格別です。

なんで真夏にあったかい麦茶を飲んだかというと、麦茶についてちょっと調べたところ、「以前は麦湯と呼ばれ、江戸の庶民は夏の夕方に暑い麦湯を飲み暑気払いをした。」という記事を読んだからです。読んでいってみると、現在のように冷たくして飲むのは昭和になって冷蔵庫が普及してからの事で、それ以前は麦茶とは暑い飲み物だった、という事でした。よく考えればすぐ分かるような事なのに知りませんでした。

それで「麦湯」を試しに飲んでみたところこれが意外とおいしかった、というわけです。

それに、夏になるとどうしても冷たい食べ物、飲み物を摂る機会が増えます。あまり冷たいものばかり食べていると、暑さでただでさえ弱っていた胃腸が冷えて消化不良を起こします。いわゆる「夏ばて」です。

そこに冷たいものをどんどん詰め込んでいくのは逆効果で、たまには温かいものを食べて胃腸をいたわらないといけないのだそうです。

そこで麦湯、ホット麦茶は活躍します。麦茶には血流を改善し体温を下げる効果があるそうです。つまりホットで飲んでも暑気払いに繋がるわけです。胃腸も温まるし一石二鳥。

以上、冷やさない麦茶についてでした。夏ばてしてつらい時は試してみてください。もちろん冬でもおいしいですよ。

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